― アスベスト調査・不明物質調査への高度対応 ―
弊社では、2025年4月より、
アスベストおよび不明物質の調査精度向上を目的として、
高倍率マイクロスコープおよびレーザー型元素分析装置を導入し、
実務での分析に活用しています。
近年、アスベスト調査の現場では、
目視や通常の顕微鏡観察だけでは判断が難しい微細な繊維状物質や、
アスベスト調査以外においても、性状が不明瞭な付着物・混入物の確認が求められるケースが増えています。
こうした背景を踏まえ、より確実な判断を行うため、本機器を導入しました。
分析機器導入の目的
当該分析機器の主な導入目的は、以下のとおりです。
- 顕微鏡よりも高倍率・高解像度での観察
- 不明物質を目視確認した状態での元素分析
- 試料の取り扱いによるコンタミネーションを防止しつつ高精度な分析
これにより、従来は判断が難しかった微細な試料についても、
視覚的確認と元素情報を組み合わせた多角的な評価が可能となりました。
分析精度向上による効果
本機器の導入により、これまで、
- 人工繊維なのか
- 化学繊維なのか
- 天然鉱物由来の物質なのか
- 元素含有量による建材の種類の推定(けい酸カルシウム板、スレートボード、フレキシブルボード)
といった判別が困難であった物質についても、
元素構成を確認することで物質の特性を明確に把握できるようになりました。
その結果、
分析担当者が根拠をもって判断できるようになり、
より信頼性の高い分析結果の報告につながっています。

今後の取り組みについて
今後は、各種アスベスト含有建材について、
分析結果を蓄積し、元素構成データを体系的に整理したライブラリーを構築する予定です。
このライブラリーを活用することで、アスベスト調査および不明物質調査において、
再現性と客観性の高い分析結果を継続的に提供してまいります。
弊社では、機器の導入にとどまらず、調査者の知見と分析技術の両面から、
高精度なアスベスト調査の実現に取り組んでいます。
北海道でアスベスト調査や不明物質の分析をご検討の際は、
ぜひ弊社までご相談ください。
