気象観測

弊社では、北海道を中心に、廃棄物処理施設や各種事業施設の新設・更新に伴う環境影響調査を実施しています。

環境調査

環境影響調査では、施設の建設工事および供用によって、大気質・水質・騒音・振動・悪臭などの環境因子がどのように変化するのかを把握・予測することが求められます。そのためには、事業実施前の現況調査と、科学的根拠に基づく影響予測が不可欠です。

影響予測を行ううえで欠かせない要素の一つが、気象観測です。

特に北海道では、季節ごとの風向・風速の変化や気温差が大きく、気象条件を適切に把握することが、環境影響評価の精度向上に直結します。

弊社では、施設設置地点において独自に気象観測を実施し、近傍のアメダスや気象庁の観測データと比較・検証しながら、
大気拡散や悪臭影響などの環境影響調査に必要な基礎データを整備しています。

気象観測は、1年間を通じた長期観測を行う場合もあれば、1週間程度の短期間で完了するケースもあり、事業内容や評価目的に応じて柔軟に対応しています。また、風向・風速計の設置高さは、現地条件により6mや10mなど様々ですが、評価にあたっては最終的に地上10m高さへ補正したデータを用いて解析を行います。

北海道の厳しい気象条件下では、10m高さでの気象観測機器の設置や保守理に技術力と経験が求められますが、
弊社ではこれまでの調査実績を活かし、確実な観測体制を構築しています。

北海道で環境影響調査や気象観測をご検討の際は、ぜひ弊社までお気軽にご相談ください。

10m高さでの気象観測では、機材の設置や安全管理など、現場での苦労も少なくありませんが、設置後に地上から観測機器を見上げたときには、確かな達成感を感じる瞬間でもあります。

気象観測